明珍吉久(読み)みょうちん よしひさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「明珍吉久」の解説

明珍吉久 みょうちん-よしひさ

?-1664 江戸時代前期の装剣金工。
越前(えちぜん)(福井県)明珍家の初代北庄(きたのしょう)藩主となった結城(ゆうき)秀康にしたがい福井にすむ。菊透かし,麻の葉透かし,多面彫り丸竜,鳳凰などの鍔(つば)や大英博物館所蔵の「鷲」の置物などを制作した。寛文4年6月28日死去。本姓井手通称は小左衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android