20世紀日本人名事典 「星加宗一」の解説 星加 宗一ホシカ ムネイチ 昭和期の国文学者 満州国建国大学教授。 生年明治34(1901)年5月24日 没年昭和50(1975)年9月9日 出生地愛媛県新居郡新居浜村(現・新居浜市) 学歴〔年〕東北帝国大学法文学部卒 経歴国文学者山田孝雄に師事し、連歌や俳諧を学ぶ。卒業後、連歌研究家として立ち、師との共著で「連歌法式綱要」などを出版。昭和20年満州国建国大学教授に就任するが、間もなく終戦により帰国。その後は愛媛県下の高校で校長など務め、愛媛大学や山陽女子短大でも国文学を講じた。県内各地の埋もれた俳人を発掘・研究し、「伊予の俳諧」「入野の俳人関卜とその子時風」など多くの論文や著書を発表。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「星加宗一」の解説 星加宗一 ほしか-そういち 1901-1975 昭和時代の教育者,国文学者。明治34年5月24日生まれ。東北帝大で山田孝雄(よしお)に師事して連歌を研究。満州(中国東北部)の建国大教授をへて,戦後は愛媛県内の高校長を歴任。県内のうずもれた俳人の発掘につとめた。昭和50年9月9日死去。74歳。愛媛県出身。著作に「伊予の俳諧(はいかい)」「芭蕉連句評釈」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by