春機発動期(読み)シュンキハツドウキ

世界大百科事典 第2版の解説

しゅんきはつどうき【春機発動期 puberty】

動物の生殖腺(性腺)が成熟し,二次性徴が発現しはじめ,生殖可能になる生活史上の時期をさし,哺乳類に対してとくに用いる。ヒトでは思春期ともいう。たとえば,ヒトの場合,男性では急速な成長,恥毛や顔にひげの出現,声が低く太くなり,精神面での変化がともなう。女性では胸部が発達,恥毛の出現,腰まわりの増加,月経周期の開始などがみられる。他の脊椎動物でも性に関連した種々の徴候(性徴)が現れる。この時期の到来は,体の自発的な成熟だけでなく,栄養や温度や日照時間などの外的環境条件の影響も受け,視床下部を中心とした,性中枢が成熟にともなって活動を開始することによる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

一代年寄

相撲界に大きな功績を残した力士に認められる年寄のことで,理事会が決定する。日本相撲協会にある 105の年寄名跡のほかに,力士名がそのまま年寄名とされる。資格は本人1代かぎりで,定年または廃業すれば自然...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android