デジタル大辞泉 「暦の博士」の意味・読み・例文・類語 こよみ‐の‐はかせ【暦の博士】 1 律令制で、中務省なかつかさしょう陰陽寮おんようりょうに属し、暦を作り、暦生の教育をつかさどった職員。れきはかせ。2 陰陽師をいう。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「暦の博士」の意味・読み・例文・類語 こよみ【暦】 の 博士(はかせ) ① 令制で、中務省陰陽寮に属し、暦をつくり、また、暦生を教育するなど、暦法に関することをつかさどった学者。また、律令以前の百済など外国の暦法学者。れきはかせ。〔令義解(718)〕② 陰陽師をいう。[初出の実例]「後(のち)は物をもいはずして、打ふし現(うつつ)の人となりぬ時に暦(コヨミ)の博士(ハカセ)をまねき問せ侍りしに」(出典:浮世草子・男色大鑑(1687)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例