起筆(読み)キヒツ

精選版 日本国語大辞典 「起筆」の意味・読み・例文・類語

き‐ひつ【起筆】

  1. 〘 名詞 〙 書きはじめること。筆をおこすこと。または、その文字や文章。書き出し。⇔擱筆(かくひつ)
    1. [初出の実例]「追々老境に進まれると、一月一日に起筆されても、半途で筆を絶たれる場合が多くなってくる」(出典:番傘・風呂敷・書物(1939)〈幸田成友〉渋沢篤太夫の日記と手紙)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「起筆」の読み・字形・画数・意味

【起筆】きひつ

書きはじめる。

字通「起」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む