ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「最高価格法」の意味・わかりやすい解説
最高価格法
さいこうかかくほう
Maximum
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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…93年3月10日に創設されていた革命裁判所は,同年9月に制定された反革命容疑者法に基づいて大量に投獄された反対派(反革命的な貴族や聖職者,ジロンド派,反革命内乱参加者など)の多数を迅速に断頭台に送った。経済政策としては,民衆の生活を安定させるための価格統制(最高価格法)や食糧の徴発などが励行されたほか,亡命貴族の財産が没収され,同時期には反革命容疑者の財産を没収する法律(バントーズ法)さえもが可決された。同時期に,山岳派内部に分派闘争が生じて,ロベスピエール派が左翼のエベール派と右翼のダントン派を処刑し,恐怖政治は最高潮に達したが,同年7月27日(テルミドール9日)にロベスピエールが失脚,恐怖政治は終りを告げた。…
※「最高価格法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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