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月江 ゲッコウ

デジタル大辞泉の解説

げっこう〔ゲツカウ〕【月江】

鎌倉後期の宴曲の作詞・作曲者。明空(みょうくう)に次ぐ作者・撰集者とされるが、同一人物とする説もある。生没年未詳。

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世界大百科事典 第2版の解説

げっこう【月江】

鎌倉時代の早歌(そうが)(宴曲)の代表的作詞,作曲者。生没年不詳。早歌の撰集16巻のうちの《拾菓抄》《別紙追加曲》,《玉林苑》上・下の撰者とも考えられる。経歴等は不明だが,竹柏園本《撰要目録》に〈文保二年(1318)二月之比記之卒 桑門月江〉,尊経閣文庫蔵《異説秘抄口伝巻》に〈文保三年三月上旬之比撰調之 桑門月江〉の識語がみえる。早歌の大成者明空(みようくう)と同一人物とする吉田東伍,外村久江説と,別人とする高野辰之,新間進一説とがある。

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大辞林 第三版の解説

げっこう【月江】

鎌倉時代の早歌(宴曲)の作詞・作曲者。「異説秘抄口伝巻」の撰者。明空みようくうと同一人物とする説もある。生没年未詳。

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世界大百科事典内の月江の言及

【明空】より

…生没年,生没地は不詳だが,1240年(仁治1)ころ生まれ,1310年代まで活躍した。武士階層の出身者か,あるいは初めから僧籍にあった者かも不明だが,外村久江説では,鎌倉極楽寺または三村寺と関係のあった僧侶で,早歌のもう一人の大成者月江(げつこう)と同一人物とされる。早歌の撰集16巻のうちの《宴曲集》《宴曲抄》《真曲抄》《究百集》《拾菓集》を撰し,上記の巻の所収曲120曲中,《春》など81曲を作詞,《秋》など111曲を作曲した。…

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