識語(読み)シゴ

精選版 日本国語大辞典 「識語」の意味・読み・例文・類語

しき‐ご【識語】

  1. 〘 名詞 〙 写本や刊本などで、本文のあと、または前に、その本の来歴や書写年月などを記したもの。しご。
    1. [初出の実例]「跋の後に更に数行の識語(シキゴ)を著けて、『信恬又識』と再署してある」(出典:伊沢蘭軒(1916‐17)〈森鴎外〉一三一)

し‐ご【識語】

  1. 〘 名詞 〙しきご(識語)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「識語」の意味・わかりやすい解説

識語 (しきご)

写本や刊本などで,後から余白に書き加えた語や文章のこと。その書物の入手,書写などの来歴を,普通は署名を付して,本文の後に記すことが多いが,本文の前,あるいは文中のこともある。書物の系譜・由来を知るうえの手がかりとなる。したがって,跋文(ばつぶん)や奥書(おうしよ),刊記かんき)(奥付)のように書写・開板時に記すものとは異なる。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

普及版 字通 「識語」の読み・字形・画数・意味

【識語】しきご

奥書。

字通「識」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む