月渚永乗(読み)げっしょ えいじょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「月渚永乗」の解説

月渚永乗 げっしょ-えいじょう

1465-1541 室町-戦国時代の僧。
寛正(かんしょう)6年生まれ。臨済(りんざい)宗。肥後(熊本県)でまなび,日向(ひゅうが)(宮崎県)で桂庵玄樹(けいあん-げんじゅ)に師事,その法をつぐ。のち日向竜源寺,安国寺などの住持。大永(たいえい)3年大内義興(よしおき)が派遣した遣明使副使となる。玄樹の朱子学(薩南学派)をひろめた。天文(てんぶん)10年2月9日死去。77歳。薩摩(さつま)(鹿児島県)出身。法名は別に玄乗,玄得。別号に宿蘆斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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