有尾類(読み)ユウビルイ

デジタル大辞泉 「有尾類」の意味・読み・例文・類語

ゆうび‐るい〔イウビ‐〕【有尾類】

有尾目両生類総称原則として四肢があり、尾は変態後も消失せず、一生ある。淡水または湿地で生活し、幼生えら呼吸成体えらまたは肺で呼吸する。耳に鼓室はない。サンショウウオオオサンショウウオイモリなど。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「有尾類」の意味・わかりやすい解説

有尾類
ゆうびるい
urodele

両生綱有尾目Urodela (Caudata)に属する動物群。サンショウウオ(イモリを含む)の仲間をさす。カエル無尾目)と異なり、成体に尾がある。

倉本 満]

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改訂新版 世界大百科事典 「有尾類」の意味・わかりやすい解説

有尾類 (ゆうびるい)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「有尾類」の意味・わかりやすい解説

有尾類
ゆうびるい

「サンショウウオ類」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の有尾類の言及

【両生類】より

…無足類は細長いミミズ型で四肢を欠き,尾がきわめて短い。有尾類はトカゲ型で成体にも発達した尾があり,前・後肢ともほぼ同大。サイレン類は角質のくちばしをもち,後肢を欠く。…

※「有尾類」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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