朔望(読み)サクボウ

デジタル大辞泉 「朔望」の意味・読み・例文・類語

さく‐ぼう〔‐バウ〕【×朔望】

《「朔」は1日、「望」は15日》陰暦の1日と15日。新月満月

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精選版 日本国語大辞典 「朔望」の意味・読み・例文・類語

さく‐ぼう‥バウ【朔望】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「朔」は一日。「望」は一五日 ) 陰暦の一日と一五日。また、月の満ち欠け。
    1. [初出の実例]「朔亡出仕度数」(出典:東寺百合文書‐を・永享一〇年(1438)六月二一日・鎮守八幡宮朔望出仕度数注文)
    2. 「朔望はいふに及ばず、四時俗節の日といへども、日講をとどめられし御事はあらず」(出典:随筆・折たく柴の記(1716頃)上)
    3. [その他の文献]〔漢書‐律歴志下〕

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普及版 字通 「朔望」の読み・字形・画数・意味

【朔望】さくぼう(ばう)

陰暦の一日と十五日。その日に朝謁する礼があった。〔漢書外戚、孝成許皇后伝〕(上(しよう)の報ずる書に曰く)~其れ東宮太后の居る所)に孝し、を闕(か)くこと毋(なか)れ。

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