望月太之助(読み)もちづき たのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「望月太之助」の解説

望月太之助 もちづき-たのすけ

1830-1907 江戸後期-明治時代の歌舞伎囃子(はやし)方。
天保(てんぽう)元年生まれ。6代望月太左衛門の名跡同門の弟子たちとあらそい,江戸を去って甲府音曲師匠となる。9代市川団十郎に音曲を指南,また中絶していた長唄の「小鍛冶(こかじ)」を再興した。明治40年2月2日死去。78歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android