精選版 日本国語大辞典 「朝朝」の意味・読み・例文・類語
ちょう‐ちょうテウテウ【朝朝】
あさ‐あさ【朝朝】
- 〘 名詞 〙 ( 副詞的にも用いる ) 毎朝。朝ごと。あさなあさな。〔天正本節用集(1590)〕
- [初出の実例]「朝々の蚊にさも似たり市の声〈友五〉」(出典:俳諧・俳諧古選(1763)夏)
あさな‐あさな【朝朝】
- 〘 副詞 〙 朝ごとに。毎朝。あさなさな。
- [初出の実例]「野辺ちかくいへゐしせれば鶯のなくなるこゑはあさなあさなきく〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)春上・一六)