漆器の素地がもつ天然の木目模様の美しさを、そのまま生かす目的の漆塗り法。素材は木目のよく現れる木種を選び、ケヤキ、カエデ、トチなどがよく用いられる。素地の表面に透明な漆で下塗り、中塗り、上塗りの3工程を施し、さらに油の混入していない上塗り漆を塗り、磨いて仕上げる。漆を塗る前に、木地を砥石(といし)に水をつけながら研ぎ、かつ木目に錆(さび)を埋めて目止めして平滑な面をつくる。さらに、黄、赤などに着色する場合があり、漆を塗る前に着色をする。着色剤は、黄色の場合、梔子(くちなし)、黄檗(おうばく)、雌黄(しこう)、石黄(せきおう)、オーラミン、チオフラビンなど、紅色の場合、べんがら、洋紅、スカーレット、フクシなどを使用する。黄色に着色する漆器に春慶塗(しゅんけいぬり)などがよくみられるが、紅色に着色した古い遺例に、奈良時代の法隆寺や正倉院にある赤漆(せきしつ)があげられ、紅(べに)木地蝋ともいう。
[郷家忠臣]
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
1/28 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
1/16 デジタル大辞泉プラスを更新
1/16 デジタル大辞泉を更新
12/10 小学館の図鑑NEO[新版]魚を追加
10/17 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典を更新