ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「木曾義高」の意味・わかりやすい解説
木曾義高
きそよしたか
[没]元暦1(1184).4.21.
平安時代後期の武将。源義仲の子。『平家物語』では義重,『尊卑分脈』では義基,『吾妻鏡』では志水 (清水) 冠者。鎌倉に人質となり源頼朝の娘大姫を妻としたが,義仲戦死ののち,斬られた。彼を扱った作に御伽草子『木曾義高物語』 (『清水物語』『清水冠者』) ,滝沢馬琴の読本『頼豪阿闍梨怪鼠伝』,番外謡曲などがある。
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