木村久寿弥太(読み)キムラ クスヤタ

20世紀日本人名事典 「木村久寿弥太」の解説

木村 久寿弥太
キムラ クスヤタ

明治〜昭和期の実業家 三菱合資総理事。



生年
慶応1年12月2日(1866年)

没年
昭和10(1935)年11月23日

出生地
土佐国(高知県)

学歴〔年〕
東京帝大政治学科〔明治23年〕卒

経歴
明治23年三菱合資に入社、28年長崎支店長、ついで神戸支店長、本店炭礦部長、三菱鉱業監事、三菱製鉄社長、三菱製紙社長を歴任し、大正9年三菱合資専務理事、さらに11年総理事に就任。昭和10年に辞職するまで三菱銀行、三菱鉱業、三菱信託など三菱系諸会社の重役を兼ね三菱財閥中枢として運営に当たった。その間、大正6年日本工業倶楽部の創立委員、昭和6年創立の全国産業団体連合会の顧問など諸種の公職もつとめた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木村久寿弥太」の解説

木村久寿弥太 きむら-くすやた

1866*-1935 明治-昭和時代前期の実業家。
慶応元年12月2日生まれ。田岡嶺雲(れいうん)の兄。木村漸の養子。明治23年三菱社に入社。大正11年改組された三菱合資の総理事となる。日本工業倶楽部(クラブ)理事長,日本商工会議所顧問などもつとめた。昭和10年11月23日死去。71歳。土佐(高知県)出身。帝国大学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「木村久寿弥太」の解説

木村 久寿弥太 (きむら くすやた)

生年月日:1866年12月2日
明治時代-昭和時代の実業家。三菱合資総理事
1935年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android