新撰 芸能人物事典 明治~平成 「木村四郎」の解説
木村 四郎
キムラ シロウ
- 職業
- 声楽家
- 専門
- テノール,合唱指揮
- 肩書
- 大谷女子大学名誉教授,関西歌劇団名誉団長
- 生年月日
- 大正4年 12月12日
- 出生地
- 兵庫県
- 学歴
- 大阪音楽学校声楽科〔昭和11年〕卒
- 経歴
- 島田英雄、永井八重子、木下保、オルガ・カラスロワに師事。昭和14年大阪でモーツァルトの「ミサ曲第15番」を歌いデビュー。以来オペラ、コンサート、リサイタルなど大阪を中心に活動。オペラ「椿姫」のアルフレード、ロドルフォ、「道化師」のペッペ、またベートーベンの交響曲第9番、ドボルザークの「スターバト・マーテル」などを歌った。以後テノールからバリトンに転じ、「蝶々夫人」のゴロー、ショナール、大栗裕「赤い陣羽織」のお代官、モノスタトなどを歌い、龍谷大男声合唱団の指揮者も務めた。11年から大阪音大で後進指導。
- 所属団体
- 関西歌劇団,関西歌曲研究会(会長),大阪フィル合唱団(副団長)
- 受賞
- 勲四等瑞宝章〔昭和63年〕
- 没年月日
- 平成2年 8月14日 (1990年)
- 家族
- 妻=木村 絹子(大阪音大名誉教授)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報