新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「木村武雄」の解説
木村 武雄
キムラ タケオ
- 肩書
- 衆院議員(自民党),元・建設相
- 生年月日
- 明治35年8月30日
- 出生地
- 山形県米沢市
- 学歴
- 明治大学政経学部法律学科〔大正15年〕卒
- 経歴
- 米沢市議、山形県議を経て、昭和11年山形1区から衆院に当選。中野正剛の東方会に入り、のち石原莞爾の東亜連盟に所属。戦後追放となり、解除後の27年に政界に復帰。鳩山一郎の自由党結成に参加。都合12回当選し、佐藤内閣の行政管理庁長官、北海道開発庁長官、田中内閣の建設相、国家公安委員長などを歴任。生粋の党人政治家で、47年には田中派の事実上の発足となった会合で呼びかけ人として活躍した。行動力や歯にきぬ着せぬ発言から“元帥”や“放言居士”の異名をとった。「近代史上3大革命家」など著作も多い。
- 受賞
- 勲一等旭日大綬章〔昭和55年〕
- 没年月日
- 昭和58年11月26日
- 家族
- 息子=木村 尚武(テレビプロデューサー)
出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報