木走(読み)キバシリ

デジタル大辞泉 「木走」の意味・読み・例文・類語

き‐ばしり【木走】

スズメキバシリ科の鳥。全長14センチくらい。背面褐色白斑があり、腹面は白い。キツツキのように尾羽を支えとして樹幹をよじ登り、樹皮下の虫を探す。日本では亜高山帯にすみ、冬はやや低地移動

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精選版 日本国語大辞典 「木走」の意味・読み・例文・類語

き‐ばしり【木走】

  1. 〘 名詞 〙 キバシリ科の鳥。全長約一四センチメートルで、スズメくらい。上面は黄褐色に線状の白斑があり、下面は白色。キツツキに似た習性があり、尾羽を樹の幹や枝にあて、螺旋状に登りながら樹皮間の小昆虫などを捕食する。くちばしは細長く下方に湾曲するので樹に穴をあけるのには適さない。北半球に広く分布し、日本では北海道、本州四国の主として亜高山の針葉樹林にすむ。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「木走」の解説

木走 (キバシリ)

学名Certhia familiaris
動物。キバシリ科の鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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