デジタル大辞泉 「末梢血幹細胞」の意味・読み・例文・類語 まっしょうけつ‐かんさいぼう〔マツセウケツカンサイバウ〕【末梢血幹細胞】 血管の中を流れる血液(末梢血)の中にある造血幹細胞。[補説]血管の中を流れる末梢血には、通常、造血幹細胞はほとんど存在しないが、白血球を増やすG-CSFという薬剤を投与すると、骨髄から多量の造血幹細胞が血液中に流れ出る。末梢血幹細胞移植では、こうして増やした幹細胞を血液から分離して患者に投与する。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
共同通信ニュース用語解説 「末梢血幹細胞」の解説 末梢血幹細胞 末梢血まっしょうけつ幹細胞 白血球や赤血球など血液のもととなる幹細胞のうち、血液中に含まれる細胞。血のもとになる細胞は骨髄の中に多く存在しているが、一部が血液の中に流れ出ている。自分の血液に含まれる末梢血幹細胞をあらかじめ取っておき、がん治療などの後で、造血機能が低下している際に戻して血を増やすことを「自家末梢血幹細胞移植」という。更新日:2014年1月7日 出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報 Sponserd by