精選版 日本国語大辞典 「本家茶屋」の意味・読み・例文・類語 ほんけ‐ぢゃや【本家茶屋】 〘 名詞 〙 芝居茶屋のうち、劇場に付属し、座元が直営する茶屋。関西で起こり、東京では大正元年(一九一二)新富座にはじめて設けられたが、同一二年の大震災に焼失して跡を絶った。ほんけ。[初出の実例]「序幕が切れる頃には本家茶屋と芝居の木戸口には」(出典:腕くらべ(1916‐17)〈永井荷風〉一六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例