本阿弥光徳(読み)ほんあみこうとく

  • 本阿弥光徳 ほんあみ-こうとく

百科事典マイペディアの解説

桃山時代の刀剣鑑定家。刀剣の鑑定や研磨を業とした本阿弥宗家の第9代で,豊臣秀吉に用いられ,同家中興のとされる。本阿弥家では無銘の刀に鑑定銘を入れることがあり,光徳の入れた象嵌(ぞうがん)銘や朱銘は今日でも〈光徳象嵌〉として珍重される。松田流軍学の師範としても知られた。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

1556-1619 織豊-江戸時代前期の刀剣鑑定家。
弘治(こうじ)2年生まれ。本阿弥光刹(こうさつ)の長男。豊臣秀吉に信任され,慶長の初めごろ刀剣極(きわ)め所と折紙発行を許可された。のち徳川家康につかえた。刀剣を写生した「本阿弥光徳刀絵図」が数種のこっている。元和(げんな)5年7月20日死去。64歳。京都出身。名は益忠。通称は又三郎,三郎兵衛。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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