札片を切る(読み)サツビラヲキル

精選版 日本国語大辞典 「札片を切る」の意味・読み・例文・類語

さつびら【札片】 を 切(き)

  1. 大金を惜しげもなく使う。見せびらかして大金を使う。
    1. [初出の実例]「面(つら)芸者も買は無いが、彼の人が、金満家だ、札びら切って買ふのだけれども」(出典落語入黒子(1898)〈六代目桂文治〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android