日本歴史地名大系 「杉森神社」の解説 杉森神社すぎもりじんじや 広島県:賀茂郡河内町中河内村杉森神社[現在地名]河内町中河内 八幡原沼田(ぬた)川南岸、篁(たかむら)山麓のやや小高い地に鎮座。祭神は天之忍穂耳命・品陀和気命・須佐之男命ほか七柱。旧村社。「三代実録」貞観九年(八六七)一〇月一三日条に従五位下に叙せられたとある榲樌(すぎもり)神にあたるとされる。豊田郡神社明細帳によると、天之忍穂耳命など八柱の神は往古より厳島大明神と称し、中河内(なかごうち)村と下河内村の市井原(いちいばら)・野々原(ののはら)両谷の産土神として祀られてきた。 杉森神社すぎもりじんじや 福井県:大飯郡高浜町六路谷村杉森神社[現在地名]高浜町六路谷 宮の前六路谷(ろくろだに)の北部、丹後街道沿いに西面して鎮座する。祭神伊弉冉(いざなみ)尊・熊野権現。旧村社。享禄五年(一五三二)の神名帳写(小野寺文書)にみえる「無位杉社明神」に比定される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報