杏三折(読み)きょう さんせつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杏三折」の解説

杏三折 きょう-さんせつ

1681-1740 江戸時代中期の儒者
天和(てんな)元年生まれ。杏一洞(いつどう)の子。はじめ医学を,のち南部南山に儒学をまなぶ。享保(きょうほう)10年越中富山藩の儒者となる。伊藤東涯(とうがい)に師事。富山に講堂をたてようとしたが実現できなかった。元文5年8月死去。60歳。名は景高。号は勿庵,白翁など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android