共同通信ニュース用語解説 「東京五輪開会式」の解説
東京五輪開会式
2021年7月23日、午後8時から11時51分まで無観客の国立競技場で行われた。選手・役員約6千人の入場行進は男女2人が各国旗手となった。
コロナ禍を考慮し、国旗入場に救急隊員、聖火リレーにも医療従事者が選ばれた。聖火は東日本大震災の被災県、岩手、宮城、福島の小中学生を経てテニスの大坂なおみが聖火台へ点火した。多様性や対コロナ、復興などに加え、セレモニーには過去の五輪でのテロ被害者らを含む鎮魂の意図も込められた。
パラリンピックを含めた開閉会式経費は153億円。コロナ禍により華やかさを排した式典となり、欧米メディアからは比較的好評価を得た。
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