東京海上ホールディングス(株)(読み)とうきょうかいじょうほーるでぃんぐす

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

東京海上ホールディングス(株)
とうきょうかいじょうほーるでぃんぐす

東京海上火災保険、日動火災海上保険、日新火災海上保険の3社が経営統合して設立した持株会社。東京海上火災保険と日動火災海上保険が2002年(平成14)に共同持株会社ミレアホールディングスを設立し、2006年に日新(にっしん)火災海上保険が加わって、2008年に現社名となった。MS & ADホールディングス、SOMPOホールディングスと並ぶ、日本の大手3メガ損保の一つである。おもな子会社東京海上日動火災保険、日新火災海上保険、東京海上日動あんしん生命保険など。2008年、アメリカの保険グループ、フィラデルフィア・コンソリデイティッドを買収したのをはじめ、イギリス、中国、インドサウジアラビアブラジルなどの海外保険会社に出資している。資本金1500億円(2016)。総資産約21兆8553億円、経常収益約4兆5790億円(2016。連結ベース)。

[矢野 武 2017年7月19日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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