東光寺裏山遺跡(読み)とうこうじうらやまいせき

日本歴史地名大系 「東光寺裏山遺跡」の解説

東光寺裏山遺跡
とうこうじうらやまいせき

[現在地名]目黒区八雲一丁目

のみ川の本流支流芳窪よしくぼ川、駒沢こまざわ川の三本の流れに囲まれた東西五〇〇メートル・南北一キロの荏原えばら台の一角、舌状に延びた台地南端にある。東京都立大学の移転に伴い平成四年(一九九二)から同六年にかけて発掘調査が行われ、旧石器時代の遺物として立川ローム最上部から石器のブロック群六、礫群四、ナイフ形石器・削器・尖頭器などが出土、縄文時代の遺構として土坑一二二基(落し穴八)・炉穴一・焼土六・遺物集中群四が確認されたが、各遺構の大半は年代がつかめなかった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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