精選版 日本国語大辞典 「東宮・春宮」の意味・読み・例文・類語
みこ‐の‐みや【東宮・春宮】
〘名〙
① 皇太子のいる宮殿。
② 転じて、皇太子。ひつぎのみや。ひつぎのみこ。
※書紀(720)持統一一年二月(北野本南北朝期訓)「直広壱当麻真人国見を以て、東宮(ミコノミヤの)大傅(おほきかしつき)と為」
③ 「みこのみや(春宮)のつかさ」の略。
※古今(905‐914)雑下・九六六・詞書「みこの宮のたちはきに侍りけるを、宮づかへつかうまつらずとて、とけて侍りける時によめる」
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