松井今朝子(読み)マツイケサコ

デジタル大辞泉 「松井今朝子」の意味・読み・例文・類語

まつい‐けさこ〔まつゐ‐〕【松井今朝子】

[1953~ ]小説家京都の生まれ。はじめ歌舞伎脚本評論などを手がける。「吉原手引草」で直木賞受賞。他に「東洲しゃらくさし」「仲蔵狂乱」「似せ者」など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松井今朝子」の解説

松井今朝子 まつい-けさこ

1953- 平成時代の小説家。
昭和28年9月28日生まれ。早大大学院修士課程修了後,松竹入社。松竹退社後,武智鉄二に師事して歌舞伎の脚色・演出・評論をてがける。平成9年「東洲しゃらくさし」で作家デビュー。同年「仲蔵狂乱」で時代小説大賞。19年吉原の花魁(おいらん)失踪の謎をとく時代小説「吉原手引草」で直木賞。京都出身。作品はほかに「奴の小万と呼ばれた女」「似せ者」,編著に「デジタル歌舞伎エンサイクロペディア」(CD-ROM)など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android