デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松倉米吉」の解説 松倉米吉 まつくら-よねきち 1895-1919 明治-大正時代の歌人。明治28年12月25日生まれ。高等小学校を中退し,上京して鍍金(めっき)工場などではたらきながら,古泉千樫(こいずみ-ちかし)に師事し「アララギ」に入会。労働者の生活体験をうたい,貧窮のなか,大正8年11月25日病死。25歳。新潟県出身。遺稿集に「松倉米吉歌集」。【格言など】親方の仕事のはたにうづくまり蚊遣いぶして吾が居りにける(「松倉米吉歌集」) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例