松原葆斎(読み)まつばら ほうさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松原葆斎」の解説

松原葆斎 まつばら-ほうさい

1825-1898 幕末-明治時代儒者
文政8年生まれ。信濃(しなの)(長野県)松本藩儒医松原素庵の子。野田笛浦(てきほ),安積艮斎(あさか-ごんさい)に師事,のち昌平黌(しょうへいこう)にまなび,藩儒をつとめる。維新後,松本中学などで漢学をおしえた。明治31年死去。74歳。名は衢(ちまた)。字(あざな)は何天。通称は恕平。別号に約軒。
格言など】士たるものすべからく名節を砥(と)ぎ磨(みが)くべし(門人への教え)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android