松原葆斎(読み)まつばら ほうさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松原葆斎」の解説

松原葆斎 まつばら-ほうさい

1825-1898 幕末-明治時代儒者
文政8年生まれ。信濃(しなの)(長野県)松本藩儒医松原素庵の子。野田笛浦(てきほ),安積艮斎(あさか-ごんさい)に師事,のち昌平黌(しょうへいこう)にまなび,藩儒をつとめる。維新後,松本中学などで漢学をおしえた。明治31年死去。74歳。名は衢(ちまた)。字(あざな)は何天。通称は恕平。別号に約軒。
格言など】士たるものすべからく名節を砥(と)ぎ磨(みが)くべし(門人への教え)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む