デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松屋久政」の解説 松屋久政 まつや-ひさまさ 1521-1598 戦国-織豊時代の商人,茶人。大永(たいえい)元年生まれ。大和奈良の塗師(ぬし)松屋の3代。千利休と親交があり,珠光流(じゅこうりゅう)茶道の伝承者とされた。天正(てんしょう)15年豊臣秀吉の北野大茶会に奈良三十六衆のひとりとして参会。天文(てんぶん)2年3月20日茶会記「松屋会記」を起筆した。慶長3年4月4日死去。78歳。姓は土門。通称は漆屋源三郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by