松島栄一(読み)マツシマ エイイチ

20世紀日本人名事典 「松島栄一」の解説

松島 栄一
マツシマ エイイチ

昭和・平成期の歴史家 元・大東文化大学教授;元・歴史教育者協議会委員長。



生年
大正6(1917)年8月24日

没年
平成14(2002)年12月12日

出生地
大阪府

出身地
兵庫県三原郡南淡町沼島

学歴〔年〕
早稲田大学文学部史学科〔昭和15年〕卒

主な受賞名〔年〕
毎日出版文化賞(第4回)〔昭和25年〕「日本の国ができるまで」

経歴
津田左右吉に学ぶ。戦後皇国史観否定、マルクス主義歴史学の立場に立つ。東大史料編纂所に長らく勤め、早稲田大学、大正大学、千葉大学各講師を経て、大東文化大学教授。のち歴史教育者協議会委員長を歴任した。主著に「日本の国ができるまで」(共著)、「忠臣蔵」「明治史論集 1 2」(編)、「太平洋戦争」「日本の学問」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松島栄一」の解説

松島栄一 まつしま-えいいち

1917-2002 昭和-平成時代の日本史学者。
大正6年8月24日生まれ。東大史料編纂所(へんさんじょ)所員などをへて,昭和57年大東文化大教授。思想史,文化史専攻。この間,第二次大戦後の歴史学研究会再建尽力。歴史教育者協議会の創立にくわわり,61年委員長。平成14年12月12日死去。85歳。大阪出身。早大卒。著作に「忠臣蔵」,「日本の国ができるまで」(共著)など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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