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思想史 しそうし

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世界大百科事典 第2版の解説

しそうし【思想史】

もろもろの学問の学説史や,文学史,芸術史など,個別分野の諸思想の歴史に対して,それらを横断してなんらかの全体的な思想の動向,様式,構造などをとらえる歴史記述をいう。しかし,対象となる〈思想〉についての考え方や歴史記述の方法によって,思想史の概念も多義的となる。 全体史的な思想の歴史が探求の対象となるについては,西欧の18世紀以降,人間精神の〈進歩〉〈発展〉という観念の形成がその地盤をつくった。そして,人間の幸福(社会的現実)と精神の発展を相関させながら観念(イデー)の歴史をとらえる見方が生まれた(フランス啓蒙主義など)。

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