…しかし,家中の反対が強く,改革は失敗し,忠辰は重臣らによって幽閉されている。1762年(宝暦12)忠任のとき肥前唐津に移され,松平康福が下総古河から入封した。康福はわずか8年余の在城で石見浜田へ移され,この地の本多忠粛(ただとし)が入封し,忠典(ただつね),忠顕,忠考(ただなか),忠民(ただもと),忠直とつづいて明治維新をむかえた。…
※「松平康福」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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