松庵宗栄(読み)しょうあん そうえい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松庵宗栄」の解説

松庵宗栄 しょうあん-そうえい

1423-1504 室町時代の僧。
応永30年生まれ。曹洞(そうとう)宗。陸奥(むつ)の人。美濃(みの)(岐阜県)天徳寺在仲宗宥(ざいちゅう-そうゆう)に師事し,その法をつぐ。文明11年下総(しもうさ)乗国寺(茨城県)の開山(かいさん)となる。能登(のと)(石川県)総持寺にのぼったのち,ふたたび乗国寺にかえる。紫衣(しえ)をさずけられ,僧綱(そうごう)となった。永正(えいしょう)元年7月2日死去。82歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android