松村文次郎(読み)マツムラ ブンジロウ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「松村文次郎」の解説

松村 文次郎
マツムラ ブンジロウ


肩書
衆院議員(弥生倶楽部)

生年月日
天保10年3月2日(1839年)

出生地
越後国刈羽郡柏崎村(新潟県柏崎市)

経歴
越後柏崎の豪族で、維新には官軍宿舎を提供。明治6年柏崎小学校、柏崎洋学校創立に参画。12年新潟県会議員に当選し、初代議長。自由民権を唱え、鈴木昌司らと北越自由党を結成加波山事件河野広中、大阪事件で大井憲太郎を裏から支援した。23年第1回以来衆院議員当選2回、弥生倶楽部に属した。愛硯家として知られ、同好者の犬養毅親交があった。

没年月日
明治42年9月23日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松村文次郎」の解説

松村文次郎 まつむら-ぶんじろう

1839-1913 明治時代政治家
天保(てんぽう)10年3月2日生まれ。明治12年新潟県議に当選,初代議長となる。北辰自由党にくわわり,自由民権運動で活躍。23年衆議院議員(当選2回)。柏崎活版印刷社長。愛硯(あいけん)家としても知られた。大正2年9月23日死去。75歳。越後(えちご)(新潟県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む