板倉良顕(読み)いたくら よしあき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「板倉良顕」の解説

板倉良顕 いたくら-よしあき

1837-1880 幕末-明治時代の武士,官吏
天保(てんぽう)8年10月15日生まれ。上野(こうずけ)(群馬県)館林(たてばやし)藩士尊攘(そんじょう)派に属し,元治(げんじ)元年天狗(てんぐ)党の薄井竜之を実兄岡谷繁実(しげざね)の家にかくまう。一時,藩籍をしりぞくが,明治元年京都で正親町三条実愛(おおぎまちさんじょう-さねなる)に随従,本藩にもどり新政府の行政官につとめた。明治13年6月28日死去。44歳。本姓は岡谷。通称は三次郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android