日本歴史地名大系 「枕石寺」の解説
枕石寺
ちんせきじ
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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茨城県常陸太田(ひたちおおた)市上河合(かみかわい)町にある寺。内田山(うちださん)というが、一に滝上山(たきがみさん)大門(おおかど)院と号し、真宗大谷派に属する。寺伝によれば、1212年(建暦2)の晩秋の夕暮れ、越後(えちご)よりこの地を過ぎんとした宗祖親鸞(しんらん)が、郷士日野左衛門尉頼秋(ひのさえもんのじょうよりあき)に一夜の宿を求めたが応じられず、やむなく石を枕(まくら)に露臥(ろが)していた。その夜頼秋は霊夢をみて悔悟し、弟子となって名を道円と改め、その居宅を寺にしたという。この話は倉田百三(くらたひゃくぞう)の『出家とその弟子』の冒頭にも取り入れられ、よく知られている。寺地は初め大門にあったが、のち内田へ、そしてさらに現在地へと移された。境内の枕石は旧地より運ばれたという。親鸞の直弟二十四輩の遺跡巡礼地第15にあたる。
[森 章司]
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