枕石寺跡(読み)ちんせきじあと

日本歴史地名大系 「枕石寺跡」の解説

枕石寺跡
ちんせきじあと

[現在地名]常陸太田市下大門町

枕石まくらいしにあり、道路の西傍の小高い斜面に位置する。寺は上河合かみかわいに移り、跡地には現在公民館が建つ。

親鸞枕石の遺跡といわれ、寺伝によると建暦二年(一二一二)のある雪の夕暮、親鸞が性信・西仏の二人の弟子を連れて布教の途次、行き暮れて民家に一夜の宿を請うたが断られ、吹雪の中でその家の門前にかがみ石を枕に夜を明かした。この家の主人は日野左衛門尉頼秋といい、近江の国から常陸へ流されていたという。親鸞は日野有範の子であり、出自が同じなので訪れたのではないかといわれる。その夜頼秋は夢に千手観音が現れてその非行を諭され、自分の無慈悲を悔み、親鸞を家に請じ入れ、深くその罪を詫び、弟子となって名を入西房道円と称したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...

半夏生の用語解説を読む