デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「枕雲」の解説 枕雲 ちんうん 1759-1811 江戸時代後期の漢詩人,歌人。宝暦9年生まれ。備後(びんご)(広島県)浄土真宗本願寺派明浄寺の住職。村瀬栲亭(こうてい),小沢蘆庵(ろあん),上田秋成らにまなぶ。村田春海(はるみ)への反論の書「雅俗再弁」をかき,秋成の歌文集「藤簍冊子(つづらぶみ)」を編集。菅茶山(ちゃざん)・恥庵兄弟らとしたしかった。文化8年3月11日死去。53歳。法名は了詮。字(あざな)は昇道。別号に間斎,竹間斎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例