20世紀日本人名事典 「林司馬」の解説 林 司馬ハヤシ シメ 昭和期の日本画家 京都芸術大学名誉教授。 生年明治39(1906)年7月5日 没年昭和60(1985)年10月17日 出生地京都府京都市 学歴〔年〕京都市立絵画専門学校日本画科〔昭和2年〕卒 経歴画家土田麦僊、入江波光に師事。波光のもとで古画の模写に専念。麦僊没後は次第に画壇から離れ、法隆寺金堂壁画や宇治平等院の扉絵などを模写した。戦後は京都芸術大学や嵯峨美術短期大学教授を務めた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「林司馬」の解説 林司馬 はやし-しめ 1906-1985 昭和時代の日本画家。明治39年4月29日生まれ。土田麦僊(ばくせん)の山南塾にまなぶ。昭和2年京都市立絵画専門学校(現京都市立芸大)の卒業制作「山茶花」が国画創作協会展で入選。入江波光の指導で古画の模写をはじめる。11年柏舟社を結成,公募展を拒否してグループ展出品をつづけた。17年から法隆寺金堂壁画,大覚寺襖絵(ふすまえ)などの模写に専念。38年母校の教授。昭和60年10月17日死去。79歳。京都出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by