柳原初子(読み)やなぎわら はつこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柳原初子」の解説

柳原初子 やなぎわら-はつこ

1854-? 明治時代,柳原前光(さきみつ)の妻。
嘉永(かえい)7年2月21日生まれ。伊予(いよ)(愛媛県)宇和島藩主伊達宗城(むねなり)の次女。明治13年公使となった夫に同行してロシアにわたる。帰国後,鹿鳴館夜会で活躍した。夫と東京柳橋の芸者良(りょう)との間に生まれた燁子(あきこ)(柳原白蓮)をひきとってそだてた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android