柳苺(読み)やなぎいちご

精選版 日本国語大辞典 「柳苺」の意味・読み・例文・類語

やなぎ‐いちご【柳苺】

  1. 〘 名詞 〙 イラクサ科の落葉低木。本州の千葉県以西、四国、九州の暖地の海岸近くに生える。高さ約三メートル。葉は互生披針形で先端は鋭くとがりヤナギの葉に似ており、長さ七~一五センチメートル。縁には細鋸歯(きょし)があり、裏面白色腺毛が密生する。早春葉腋花柄の先に淡緑色の花を球状につける。初夏、キイチゴに似た色の果実が熟し、食べられる。漢名、水麻。〔俳諧・新季寄(1802)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「柳苺」の解説

柳苺 (ヤナギイチゴ)

学名Debregeasia edulis
植物。イラクサ科の落葉低木

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android