日本歴史地名大系 「柴津村」の解説 柴津村しばつむら 長野県:上水内郡信濃町柴津村[現在地名]信濃町大字富濃(とみの)現信濃町の東部中央。東は荒瀬原(あらせはら)村、南は船竹(ふなたけ)村、西南は大古間(おおふるま)村、西は柏原(かしわばら)村、北は古海(ふるみ)村、北西は野尻(のじり)村に接する。北の西半分は野尻湖に面し、湖上で古海・野尻両村と境する。村の東南部は船岳(ふなたけ)盆地に属し、斑尾(まだらお)川がこの盆地を灌漑し、他は丘陵地である。北は斑尾山麓で南端に割(わり)ヶ岳(七四〇メートル)が突き出し、南は船竹村との境界をなす薬師(やくし)岳(八一六メートル)とこれに連なる丘陵で、西は野尻湖南岸から南へ丘陵が断続する。川東(かわひがし)道が西北の野尻村境から斜めに南へ縦貫し、北の古海村境からの越後道が中央部を南下して川東道に合し、この両道を横断して西の柏原村境から東荒瀬原村境へ飯山(いいやま)道が通じている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by