柴田義董(読み)しばた ぎとう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柴田義董」の解説

柴田義董 しばた-ぎとう

1780-1819 江戸時代後期の画家
安永9年生まれ。京都で四条派の松村月渓(げっけい)にまなぶ。人物画を得意とし,月渓門の高弟と称された。門下に前川五嶺(ごれい),大原呑舟(どんしゅう)ら。文政2年4月5日死去。40歳。備前(岡山県)出身。字(あざな)は威仲。通称は喜太郎。号は琴渚。作品に「妓女(ぎじょ)図」(岡山県立博物館)など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の柴田義董の言及

【円山四条派】より

…最初は蔑称であったものが,のち正式の流派名になったという。代表的画家に呉春の異母弟で流派の確立者となった松村景文のほか,長山孔寅(こういん)(1765‐1849),佐久間草偃(そうい)(?‐1828),柴田義董(1780‐1819),岡本豊彦(1773‐1845),山脇東暉(1777‐1839)らがいる。 円山四条派は以後も命脈を保ち,近代日本画の確立に大きな役割を果たした。…

※「柴田義董」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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