核安全保障サミット

共同通信ニュース用語解説 「核安全保障サミット」の解説

核安全保障サミット

核テロを防ぐため、世界に散在する核物質防護・保全体制強化に向けてオバマ米大統領主導で2010年に始まった首脳会議。第1回はワシントンで約50カ国が参加、管理の甘い核物質の安全を4年以内に確立するとした文書を採択した。2回目は12年に韓国、3回目は14年にオランダで開催。兵器転用可能な高濃縮ウランプルトニウムの保有量の最小化で合意した。東京電力福島第1原発事故を受け、原発などの安全対策課題となっている。(共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

百科事典マイペディア 「核安全保障サミット」の意味・わかりやすい解説

核安全保障サミット【かくあんぜんほしょうサミット】

米国オバマ大統領の提唱で,2010年4月ワシントンで第1回会議が開催された各国首脳・閣僚による会議。核関連物資の安全管理核不拡散,核テロへの対策などを協議日本を含む47ヵ国が参加した。2012年3月に韓国・ソウルで第2回目,2014年3月にオランダ・ハーグで第3回目が開催された。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android