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安全管理 あんぜんかんり safety management

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

安全管理
あんぜんかんり
safety management

企業内の安全を維持し災害を未然に防止するための諸活動。単に作業能率や企業の損失防止の観点からのみならず,人道的観点からも重要である。手法としては,(1) 作業環境の整備,(2) 機械装置,用具の点検,(3) 生産方式の改善,(4) 保護用具の着用,(5) 安全教育の徹底などがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

あんぜんかんり【安全管理 safety management】

事業活動にともなう災害の予防と処置のため,企業が実施する体系的方策をいう。労働者の安全を確保することが第一の目的であるが,工場周辺の住宅や諸施設に被害を与えないことも重要な目的で,さらに結果的には企業の事業活動の安定・発展に寄与することになる。 従業員の安全に関する法的措置は1802年イギリス工場法制定に始まる。同法が実質的内容を備えた第5次改定(1833)以後ヨーロッパ各国が相次いで工場法を制定し,事業所内の危険予防施設・衛生設備の設置を定めた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

安全管理
あんぜんかんり
occupational safety management

一般に個々の企業が実施する労働災害防止対策の総体をいう。労働災害防止対策には、ほかに、国が実施すべきもの、業界団体などが実施すべきものがある。安全管理の内容は、設備の管理と作業の管理に大別される。設備に対しては、設計、設置、使用の各段階を通して一貫性のある安全管理が必要である。また作業の管理については、古くから三大実施事項とされている整理整頓(せいとん)、安全点検、正しい作業(安全作業基準)が、職場で一体のものとして統一的に実施されることが必要である。
 安全管理のための組織としては、事業場の最高責任者でもある総括安全衛生管理者のもとに安全管理者が選任され、半数は労働者代表からなる安全委員会が組織される(労働安全衛生法17条)。そこで安全管理の課題、内容、実施方法、分担に関する安全管理計画が策定され、推進されることとなる。安全委員会に労働者代表を参加させる方法以外に、個々の労働者を文字どおり全員、安全管理の運動に動員する方策がとられ、小集団活動や提案制度、安全競争が熱心に行われているところもある。しかし、労務管理としての側面が強く出ているところでは、無災害競争のもとで労働災害が私傷病扱いされたり、災害の原因究明にあたって不注意論などの個人責任論が一面的に強調される、といった実態も少なからずある。
 なお、同じ労働安全衛生法に基づく概念として「衛生管理」がある。安全管理が主として労働災害防止対策の総体であるのにたいして、衛生管理は、労働者の健康の保持と増進を目的として実施される方策の総体をいい、健康管理、作業管理、環境管理、衛生教育などからなり、健康診断も含まれる。[重田博正]
『長町三生著『安全管理の人間工学』(1995・海文堂出版) ▽労働省安全衛生部安全課編『安全管理者の実務(第6版)』(2000・中央労働災害防止協会)』

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