デジタル大辞泉 「核膜」の意味・読み・例文・類語 かく‐まく【核膜】 細胞内にある、核を包み細胞質と境にある膜。小さな孔が多数ある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「核膜」の意味・読み・例文・類語 かく‐まく【核膜】 〘 名詞 〙 細胞の核の外面をおおう二層の薄い膜。細胞質と核との物質交流を行なっている。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「核膜」の意味・わかりやすい解説 核膜かくまくnuclear membrane 細胞の核の表面をつくる膜。光学顕微鏡では1層の膜として観察されるが,電子顕微鏡で観察すると内外2層から成る二重膜構造となっており,ところどころに膜孔 (核孔ともいう) があり,ここを通して核と細胞質との物質交流が行われる。細菌と藍藻では染色体はあるが,これを包む核膜はないので,核の形態がはっきりせず,これらの細胞をもつ生物を原核生物 procaryote,これに対し通常の核膜をもつものを真核生物 eucaryoteといい,生物群の基本的区別の一つとされる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
栄養・生化学辞典 「核膜」の解説 核膜 真核細胞の核と細胞質を区分する膜.脂質二分子層の膜が二層で形成されており直径50〜80nmの核膜孔とよばれる孔が認められる.この孔を通って核から細胞質へ,細胞質から核へと物質の輸送が行われる. 出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報 Sponserd by